COLUMN

山口県長門市の百姓庵さんから、春夏秋冬の塩と、塩と水で育ったお米が届きました。

Hirai Satoshi
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2016-06-04 09.10.38こんにちは。honshokuの平井です。ここでは、ロフトごはんフェスにて販売中の商品を紹介していきます。今日紹介するのは、山口県長門市にある塩屋「百姓庵」さんの「百姓の塩」と「塩屋米」です。

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百姓の塩は、販売期間8年間で取扱店舗はいまや100店舗以上。山口県内の高級宿で料理に使われたり、道の駅等で販売されながら、いまは首都圏をはじめ、全国からの観光客に好評だそうです。

山口県の日本海側にある油谷(ゆや)湾は、豊かな森をもつ大きな2本の川が流れ出る『汽水域(きすいいき)』の海。海を丸ごと味わってもらいたいと、百姓の塩は『天地返し』という技法を使い、海水に近いミネラルバランスの塩となっているそうです。海にも季節があり、塩にも季節ごとの違いがある。百姓庵さんの塩には春夏秋冬があるそうです。これは、お話を伺って一番おどろいたことです。

油谷湾の近海は、あの「National geographic」に巻頭カラーで掲載されたほど、とても美しい海。このあたりは棚田が多く、土質は粘りのある赤土。お米を農薬・化学肥料不使用で育て、「はぜかけ」と呼ばれる天日干しでじっくりと、お米の旨みを閉じ込めていきます。ミルキークイーンに、赤米・黒米・緑米・香り米といった古代米と、インド米のバスマティを、独自の配合でブレンド。土づくりには、塩の副産物『にがり』を使用し、塩屋ならではの、ミネラル豊富なお米をつくっています。

塩屋米。さっそく炊飯して食べてみました。この塩屋米、最大の特徴は、なんと塩といっしょに炊飯すること!

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付属されている塩は、百姓庵さんの塩。塩といっしょにお米を炊飯するのは初めて。ドキドキしながら鍋で炊飯。

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炊き上がったお米の色は黒米から、ほんのり桜色の色合い。そしてつやつや。

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食べるとほんのり塩味のごはん。これはおかずなし、そのままでもごはんがバクバクすすむ!おむすびにして食べてもおいしそうだなぁ。

 

百姓庵さんのお米と塩は、ロフトごはんフェス会期中、渋谷ロフトにて販売中です。春夏秋冬の塩もセット販売していますが、こちらは数量限定です。わずかな数量しかご用意できませんでしたので、ご興味ある方はぜひお早めに。

百姓庵
『生活に必要なものは、なるべく手作り』をモットーに自給自足の宿の経営から始まり(2004年~) 農薬・化学肥料不使用でお米と野菜をつくり、2008年より天然塩の製造販売を始める。 お塩の取扱い店舗は、山口県内を中心に、現在100店舗ほど。 2007年より毎年1000人規模のビーチクリーンイベントを主催。 同時に、森の清掃活動も不定期で開催。夫婦共に、講演依頼・メディア出演多数。