COLUMN

富山・立山連峰からの、贅沢な食べ方ができるお米。

Hirai Satoshi
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お米が育った土地の水で、そのお米を炊く。こんな贅沢な食べ方を体験できる商品「こことここ」。富山、立山連峰のお米と、水。

「こことここ」プロジェクトを発足した株式会社笑農和の下村さんに、この商品をつくった想いと経緯をうかがってみました。


今回の商品は、心のこもったお米を販売しても、感想の届く人と届かない人がいるという事から生まれました。

お米はご飯になって始めて口にするのですが、そこには、お米の保管方法やお米の研ぎ方や、研ぎ水、浸水時間、炊き方などごはんになるまでに味に影響がある事が様々あります。

それは、お客様個々でごはんの味が違うという事、そして、お米を炊くときの水に着目しました。お米が育った伏流水でお米を炊く事が愛称も良く、かつ、これが究極の贅沢ごはんだと思いました。

富山県立山町の大地、風土そのものをご飯に閉じ込めて食べる。本当に大切な人との食卓に届けたいと考えています。

そして、伏流水と同じ水源地で清涼水を製造している(株)宝水様、プロダクトデザインを行っているArumatik様と「こことここ」プロジェクトが発足され、本商品が完成しました。

今回はごはんの可能性を探求するごはんフェスがあるとの事でエントリーさせて頂きました。渋谷ロフトでお披露目できたことはとても光栄です。

日頃食べているごはんにもう少し注目して欲しい、お米は330品種を超える品種があります。また、同一品種でも育った地域や育った田んぼで味がまったく違います。こんなに奥が深いお米に皆さんも今一度興味を持って欲しいです。

最後に弊社はITを活用したスマート農業を次世代農業として残して行きたいと考えています。農業を様々な切り口で見直し、農業の課題を解決していきます。お米を農業をもっと楽しいものだと感じてもらえるように様々な商品、サービス、イベントなどの企画を開催していきたいと思います。

(「笑農和」下村さんより)


 

今回の「ロフトごはんフェス」では、エントリーされた商品の中から、「ロフトごはんフェス大賞」を選定させていただいたのですが、この「こことここ」は不肖honshoku平井が、審査員賞として選ばせていただいた商品なんです。

ぼくがとくにこの商品にグッと引き込まれた理由は、お米と水の、これしかないという組み合わせを提案していること。お米の「楽しみ方のひとつ」を提案している意味で良いと思いました。

毎日たべるお米としても良いと思うけど、それよりも、なにか特別な日の食卓にサラりと登場させると、いっしょに食べる人たちと話も弾みそうだなぁ。

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honshoku 平井