COLUMN

ギンザのサヱグサがはじめた、ワインボトルに入ったお米。

Hirai Satoshi
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きょうは、「コタキフレンドギフトボトル」を紹介します。

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ここ最近、お米はいろいろな容器に入って店頭に並んでいますよね。袋状のものでも形状にこだわっていて目で楽しませてくれたり。缶詰タイプのものもありますね。こういった商品はじぶんが家で食べるようとしてもいいけど、ちょっとしたギフトにいいのかも。

まぁ、いろいろな商品を見てきましたが、ありそうでなかったなぁ、ワインボトル。これは容器のおもしろさ以上に、あたらしいお米の楽しみ方を想像させてくれるという意味で、可能性のある商品なのでは。お米キュレーターの柏木さんがこんなこと言っていました。

「たとえば、パーティーにお呼ばれしたら、ワインボトルを2本携えて。1本は白ワイン。1本はコタキフレンドギフトボトル。ごはんと和食と白ワインのマリアージュ。」

さすがだ。

ワインボトルだけが目立ちがちですが、中に入っているお米のその産地も興味深い。販売元のサヱグサ&グリーンの近藤さんに話を聞いてみました。(そう、サエグサ&グリーンさんは、銀座にある老舗の子供服をつくっている企業です)

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「えっ!ワインボトルのなかはお米なのですか?ギフトにいいですね。」

「サヱグサってあの銀座の子ども服のサヱグサ何故、お米の販売をはじめたの?」

ロフトごはんフェスの店頭でよくお客様からいただけるありがたいお問い合わせです。

長野県栄村小滝集落の方たちと、創業147年・ギンザのサヱグサとの最初は小さなつながりから、この商品は生まれました。小滝は長野県北部地震の震源地。

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被害も大きかったにもかかわらず、そんなことは微塵も感じない小滝の方達のポジティブさ。『米づくりとともに300年後まで集落の名を残す』という小滝集落の掲げた復興プロジェクトにわたくしたちは共感し、ブランディングしました。そしてコタキライス&フューチャーブランドを小滝とともに立ち上げたのです。

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小滝集落とその周辺で丁寧に作付けされたコシヒカリを、ワインのようにボトリング。雪深い信越の気候風土に育まれた小滝米は、小粒で甘みと粘りが強いのが特徴です。

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その美味しさは従来から知られていましたが、一般に流通されておらず、2015年に発売を開始。白米をワインボトルにという斬新さが注目され、ギフト商品として高い評価をいただいています。

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コタキライス&フューチャーは新しい発想でお洒落なデザイン、日本のお米のおいしさを実感できる商品を今後も展開してまいります。

(「サヱグサ&グリーン」近藤さんより)


近藤さんが「ぜひ小滝に来てください!」と誘ってくださってるから、ぜひ機会つくっていきたいなぁ。

honshoku 平井