COLUMN

地域のほっこりごはん〜熊本編〜

大森愛
omori-ai

こんにちは!

私にとって記念すべき第一回目のコラム。
何にしようかと考えた結果、
「地域のごはん」をテーマにしたいと思う。
今回は熊本編。
この間、お仕事で熊本県にお邪魔する機会があった。
お仕事で地域に出向く楽しみとしては温泉など色々あるけれど
やっぱり一番の楽しみは何と言っても「ごはん」。GOHAN!
その土地にしかない旬な食材だったり、
独特の調理方法だったり、
B級グルメと言われる料理だったりと
妄想はひろがるばかり。
出張の数日前から色々下調べをしては
「絶対ここに行くんやー」と意気揚々と候補を挙げ、
ひとしきり想像してはニンマリ…するのだが、
ほとんどの時間はお世話になっている人と一緒に行動を共にし、
大抵夜もお店を用意していただくので
下調べした情報はほとんど日の目をみることはなく。
でも毎回それで大満足。
なぜなら、その土地の方がアテンドしてくれるお店はどこも美味しいから。
その地域の人が連れていってくださるお店は
インターネットで探せないところや
WEBの情報だけでは一見わからない魅力的かつ穴場なお店ばかりでとても面白い。

今回の熊本県の出張で感動したごはんは、
お寿司屋さんでいただいた「馬肉の炙り」。
焼くと身が固くなりすぎたり臭みが逆に強くなったりするため
馬刺しとして食べることが美味しいとされているけれど、
少し炙るだけで油の甘みがじんわりと広がり、とってもジューシー。
塩だけでいただく。
「どう?美味しいと?」と熊本弁で聞いてくれる地元の人々。
地元感あふれるお店で気のおけない仲間と食べるこの瞬間が
何にも変えがたい一番のご馳走だなとしみじみと感じた。
ちなみに九州の甘いお醤油でいただく分厚い新鮮なお刺身も大好物。
今回は燻製バージョンをおすすめいただき悶絶しながら堪能!


次の出張を心待ちにしつつ、「次回は何食べよっかな」と想像し、
そしてやっぱり下調べをしてはニンマリするのだと思う。
(きっとこの一連の流れこそが出張の醍醐味!)