COLUMN

たくさんの地域に触れる。

大森愛
omori-ai

年度末なのでちょっと振り返りを。

ここ最近、仕事でいろんな地域に行かせていただくのだけれど、
去年は特に幅広い地域(いま住んでいる東京以外の場所)のご縁をいただいた。

覚えている限りで書き出してみると…
大分県・鳥取県・愛媛県の新居浜市・埼玉県の草加市・北海道の帯広市
宮城県の仙台市・長崎県の佐世保市、松浦市、新上五島、佐賀県の伊万里市
鹿児島県の種子島、高知県の高知市、四万十町・熊本県の南阿蘇村
山形県の高畠町・富山県の舟橋村・岡山県の倉敷市・石川県の能登半島
岐阜県の恵那市、郡上、白川村、、、、
あぁ、そういえば台湾も行ったなぁ。

いや〜書き出してみると、本当に1年なのかな?
と自分自信でも疑うほどに改めて色々な地域に行った。
関わった時間や関わり方の深度はそれぞれだけれど、
言語化してないだけで、地域毎に思い入れがある。
(いつかちゃんと振り返りたいなとは思っている。)

 

地域に行くと、当たり前だけどその土地に住んでいる人や働いている人と触れ合う。
その人たちは、限られた時間の中でその土地の良さを伝えようとしてくれる。
そして有名なごはんやさんだったり、
時には独断と偏見極まりないその人の好みが全面に出たお店を紹介してくれたりする。

その気持ちがとっても嬉しいし、
紹介してくれるお店やメニューの特徴がその人の特徴に重なっていたりして、
そのシンクロをひっそり探すのが私の楽しみでもある。

いつも忙しくしている人が紹介してくれたお店は
頼んでからすぐ料理が出てきて比較的味付けもガツンとしてるなぁとか、
いつも気遣ってくれる人が教えてくれた喫茶店は、
その土地の工芸品が売ってたりして、
私が器好きだからこんなに素敵な場所をオススメしてくれたのかなぁとか。
オススメのお店やメニューを通して、勝手にその人のことをより深く知った気になる。

いま年度末ということに加え情勢的な兼ね合いもあり
地域へ赴くタイミングは減っているのだけど、
東京でふらりと入ったお店で
頼んだごはんの味や見た目が地域で食べたそれに似ていると、
ふと、その地域を、その地域に住む人を思い出す。

また行きたいなぁ。
みんなに会いたいな。